最新情報&お知らせ

第14回静岡歴史教育研究会

今回の研究会は、「地域の歴史資料と歴史教育を結ぶ」という共通テーマを設け、熊本や静岡に残る地域の歴史資料を手がかりに、それらを歴史教育に生かす方法を考えます。日本の各地には、まだ全貌が知られていないけれども、取り組み次第では、地域の歴史教育に活用できる多数の資料が残されています。熊本の永青文庫と静岡の江川文庫は、その代表的なものでしょう。
今村先生には、肥後・細川家に伝来する永青文庫資料の研究成果が歴史教育にどのように活用できるのか、という問題を主軸に据え、そこに昨年起きた熊本地震後の史料保全活動の成果を絡めながら論じていただきます。橋本先生には、伊豆・韮山の江川家に代々伝わる史資料の集積である江川文庫を対象に、地域に残る史料を使って、より身近に歴史を感じ取ってもらえるお話をお願いしました。また、コメントテイターを務める桜井先生には、長年、高校の教壇に立たれた経験に基づき、江川文庫を中心とする静岡の史資料を歴史教育に取り入れる方法を提言していただきます。
日本の各地には、無限の可能性を秘めた史資料が豊富に残されています。今回の研究会では、参加者の皆さんと共に地域の歴史資料の活用法を考え、それを歴史教育に結び付ける道筋をめぐって議論できれば幸いです。みなさん、ふるってご参加ください。

  • テーマ:地域の歴史資料と歴史教育を結ぶ―熊本と静岡の事例―
  • 期日:2017年12月9日(土) 14:00~18:00
  • 会場:静岡大学人文A棟6F大会議室
  • 報告:今村直樹(熊本大学永青文庫研究センター)「永青文庫研究・熊本被災史料レスキュー活動と歴史教育」、橋本敬之(公益財団法人江川文庫)「幕藩体制と江川文庫史料の位置づけ」
  • 桜井祥行(静岡県立韮山高校)「地域の歴史資料と歴史教育の可能性」
  • 入場:無料